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こんにちは!Sora(そら)です。
「周囲の音が気になりすぎて、出かけることが辛い……。」
あなたには、こんな悩みはありませんか?
かくいう私も、まったく同じ悩みを抱えている一人です。
なぜなら私には、「聴覚過敏」という症状があるから。
電車に乗ったり、人混みの中を歩いたりする際にはいつも半泣きでした……。
けれど少しの工夫が、ストレスの軽減につながることだってたくさんあるのです。
実際に私はいま、毎月電車を2本乗り継いで通信制高校のスクーリング会場へ行くことができています。これも「少しの工夫」のおかげなのです◎
そこで本記事では、
- 聴覚過敏の症状をすこしでも和らげたい!
- 人通りの多い場所へも出かけられるようになりたい!
- おすすめの防音方法を知りたい!
このような思いをもつあなたのために、聴覚過敏の当事者である私が特におすすめする方法をご紹介します。
読んだ後にはきっと、あなたの心も軽くなっているはずだよ♪
聴覚過敏とは
本題に入る前に、「聴覚過敏」とはいったい何なのか、ということについて簡単にご紹介しておきます。
「聴覚過敏」とは、その名の通り「聴覚がとても敏感である」という症状のこと。
聴覚がとても敏感であることを聴覚過敏と言います。聴覚過敏のある人は、日常生活にあるさまざまな音が苦手な場合があり、たとえば、次のように感じることがあります。
感覚過敏とは?病気なの?どこに相談すればいいの?対策方法は?さまざまな疑問にお答えします。 – 感覚過敏研究所 | 感覚過敏研究所 (kabin.life)
ただし苦手とする音は一人ひとり異なっていて、ある特定の音(例:小さい子の泣き声、サイレンの音 など)を辛く感じる方もいれば、全ての音が大きく聞こえてしまい必要な情報を聞き取ることが難しくなってしまう、といった悩みを抱える方などもいます(ちなみに私は後者です)。
発達障害などと併せ持っている方も、いらっしゃるそうだよ。
対策が必要なわけ
ここまで読んでくださったあなたは、もしかすると
ほうっておくと、そのうち気にならなくなるのでは?
と思われたかもしれません。
けれど私はそうではない、と思っています。
聴覚の過敏さが原因ですることが難しかったことも、対策をするとできるようになるかもしれません。
できることや行ける場所が増えると、毎日をもっとハッピーに過ごすことだってできるかもしれないのです。
実際に私は少しの工夫のおかげで、常に感じていたストレスがいくらか和らぎました。
より過ごしやすくなるかもしれない方法を試してみないのは、もったいないなと感じませんか?
辛さを和らげるために、できること
ここで、私が今までに試したたくさんの方法の中でも「最も効果的」だと感じたものをご紹介します。
それは、イヤーマフを着用すること!
なお、これ↓は私が実際に使用している商品です。見たことはありましたか?
(ちなみに。私が「イヤーマフ」の存在を初めて知ったのは、「光とともに」というまんががきっかけでした◎)
→(イヤーマフの場合)周囲の音をどれだけ小さくしてくれるかを表す数値のこと。
ちなみに、ヘッドホンではないので音楽は聴けないよ。イヤーマフを着用している人を見かけたときに「どうしてこんな場所で音楽を聴いているの?」などと、勘違いしないようにしてくれたら嬉しいな~。
イヤーマフを着用すると良いのはなぜ?
音というストレスから自分を守ると、過ごしやすさがかなり向上するからです。
実際に、以前の私はたくさんの音が怖く外出がとても苦手でした。ですが今はイヤーマフのおかげで、人通りの多い場所などでもかなり落ち着いて過ごせるようになりました◎
どれくらいの効果があるの?
聞こえる音がどれくらい小さくなるのかは、
①周囲の音の大きさ - ②イヤーマフのdb(デシベル)数 = ③着用時に感じる音の大きさ
上記のような式で表せます。
なお、周囲の音の大きさ(①)の目安は下図をご覧くださいね(この画像、頑張って作ったんです!笑)。↓
例えば……私の使用しているイヤーマフは SNR36db(*1) (②)なのですが、これを着用した状態で地下鉄(=約80dbの走行音がします)(①)に乗ると、感じる音の大きさは
①80db - ②36db = ③約44db
となります。
セミの鳴き声よりも大きい音を聞いているのに、図書館にいるときほどの感じ方ができるとは驚きだね!(※あくまでも目安です。)
アメリカの環境保護庁が定めている防音性能の基準です。ほかにNRRというものもあり、これはEUが定めている防音性能の基準です。同じ商品でSNRとNRRとを比べると、NRR<SNR(SNRの数値の方が大きくなる)となります。なお、詳しいことをここで書くと長くなってしまうので、今回はやめておきますね。ざっくりと「性能を表す基準なんだな~」くらいに思っていただければ大丈夫です◎
でも……イヤーマフのここが不安
とはいえ、使用することに対する不安だってもちろんありますよね(私もありました)。
そこで、あなたが特に感じるのではないかな、と思った不安2つについて「こうすれば・こう考えれば大丈夫!」という解決策を今からご紹介します。
ヘッドホンだと誤解されない?
1つ目の不安は、「ヘッドホンだと誤解されないかな?」というもの。
これは実際に体験されたことのある方も多くいらっしゃる問題で、私自身「ヘッドホンであれば」着用することにちゅうちょしてしまう場面で、イヤーマフを使用するかどうか迷ったことがあります(外食中など)。
「迷う」と言いつつも実際には、使用していないととてもつらいのですが……。
そこで私が最近使用を考えはじめたのが、こんなもの。↓
「苦手な音を防いでいます」という言葉が、イヤーマフを装着したうさぎとともに書かれています◎
「音楽を聴いているんじゃないよ、聴覚過敏の保護用なんだよ!」とうさぎが常に伝えてくれていたら、なんだか心強いですよね。
とはいえ、一番大切なのはやはり周囲の人たちの理解だよ。私のようにイヤーマフを使用している人がいたら、どうか暖かく見守っていてほしいな。
ただ防音するだけなのに、ちょっと高くない?
2つ目の不安は、「金額に見合った商品なのかな?」というもの。
確かにものすごく安い買い物というわけではないですし、すぐに使わなくなったらもったいないな……という気持ちにもなりますよね。
ですが実は、イヤーマフはさまざまな使い方をすることができるのです!
外出時や家の中などで「聴覚過敏対策」で使う以外には、例えば
- 自分の世界にたっぷり浸って読書や趣味、作業などに取り組みたいとき
- ざわざわとした家の中を、快適な自習室にして勉強したいとき
- コンサートやライブなどに参加するとき
などに活用することができます◎
またかんじんの金額についても、千円台や二千円台などから購入できるものもたくさんあるので(実際に私も、楽天スーパーセールのときに二千円台で手に入れました。笑)、探してみるときっとあなたに合うものがみつかるはずですよ◎
おすすめのイヤーマフ【3種類】
とはいえイヤーマフにはとてもたくさんの商品があるので、ひとつに選ぶのはなかなか難しいですよね。
そこで、私が現在使用しているものも含め「特におすすめする3種類」をここでご紹介します。
1つ目:Mpow
1つ目にご紹介するのは、“Mpow”のもの。
これは私が愛用中の商品なのですが、性能・使い勝手などがとにかくよいです。
またサイズ調節も簡単で、成長に合わせて長く使用することができます◎
性能 | SNR 36db/NRR 29db |
重量 | 約238g |
サイズ調節 | 可能 |
金属部 | なし(感電のおそれなし) |
収納袋 | あり(巾着袋) |
対象年齢 | 子供から大人まで |
2つ目:3M
2つ目にご紹介するのは、“3M”のもの。
軽量かつ薄型なので、持ち運ぶのにぴったりのイヤーマフです。
また気になる遮音性もかなり高く、作っているのはなんと防音保護具の世界トップメーカー(PETOR)だそうです……!
性能 | NRR 21db |
重量 | 約195g |
サイズ調節 | 可能 |
金属部 | あり |
収納袋 | なし |
対象年齢 | 子供から大人まで |
3つ目:Gyue
3つ目にご紹介するのは、“Gyue”のもの。
これはイヤーマフの中でも数少ない「子供専用」の商品で、小さな体に負担をかけない工夫がたっぷり詰まっています◎
重さは190gととても軽いのに、遮音性もばっちり。またサイズ調節も引っ張るだけなのでとても簡単です。
性能 | SNR 26db |
重量 | 約190g |
サイズ調節 | 可能 |
金属部 | なし(感電のおそれなし) |
収納袋 | あり(巾着袋) |
対象年齢 | 2~15歳 |
おすすめイヤーマフの一覧表
上記でご紹介した「おすすめのイヤーマフ」3種類の一覧表です。
※商品名または画像をタップ・クリックしていただくと、楽天市場の商品ページを見ることができます。
商品名 | Mpow | 3M | Gyue |
商品の画像 | ※モデル名:3M PELTOR Optime 95 H6A V | ||
性能 | SNR 36db/NRR 29db | NRR 21db | SNR 26db |
重量 | 約238g | 約195g | 約190g |
サイズ調節 | 可能 | 可能 | 可能 |
金属部 | なし(感電のおそれなし) | あり | なし(感電のおそれなし) |
収納袋 | あり(巾着袋) | なし | あり(巾着袋) |
対象年齢 | 子供から大人まで | 子供から大人まで | 2~15歳 |
まとめ:聴覚過敏対策にはイヤーマフがおすすめ!
最後に、今回の記事についてまとめておきます。
「苦手な音に出会ってしまったらどうしよう……」という不安は、聴覚が敏感な私たちならば常に感じるもの。
ですがイヤーマフなどを使えば、その気持ちはきっと和らぐはずです◎ もちろん、辛さが完全にゼロになるわけではありませんが……。
あなたも私も、イヤーマフの力を借りて少しずつできることが増えていきますように。
陰ながら応援しています◎
では、また!
Sora(そら)
イヤーマフ、いいですね(✿◠‿◠)。私も買ってもらおうかなあ、と、悩んでます。
質問です。家の中でイヤーマフを使うことはありますか?
それと、学校で使うときは、どうやって使っていますか?先生に言ったりしてますか?
怒られたり変に思われないか不安なんです。
コメントありがとうございます。
家で使うことも、もちろんありますよ!話し声や電化製品の稼働音などが辛いとき、あとはなかなか眠れないときなどに使っています(着用していると寝返りが打ちにくいのが難点ですが笑)。
学校での使用は、私の学校は少し特殊で一緒に授業を受ける人が多くても3~4人なので(通信制高校です)辛さを感じないため、基本的には着用していません。
先生からの誤解などが不安なのであれば、あらかじめイヤーマフについて説明・相談しておくのも良いかもしれませんね。
あとはイヤーマフの耳の部分に「聴覚過敏用です」などと書かれたシールなどを貼ってみるのもおすすめです^^
着用することで怒られたりするようなことは、本来であれば絶対にない、と言い切りたいのが私の本音です。使用することは悪いことでは全くないですし、必要なものなので(視力が悪い人が眼鏡をかけるイメージ、かな)。
とはいえ、まだまだよくは知られていないので、誤解されてしまうことも多いですよね……。さらださんが悲しい思いをされないこと、本当に願っています。
また何かあれば、いつでもコメント等で教えてくださいね^^
しんどいことも多いだろうけれど、どうか無理はなさらずに。
応援しています!!