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『自己肯定感を上げるためにやってみたこと 自分を好きになりたい。』
わたなべぽん 著, 幻冬舎, 2018年10月25日
どんな本?
自分のことを好きでいられるように、また自分の本当の気持ちを大切にして生活することができるようになるために、著者のわたなべぽんさんが実践したり心がけたりしてみたことを綴ったコミックエッセイ。「幼少期のしんどい親子関係」が主なテーマになっている。
気になった箇所
おっと
P65
(にゅうぅん)
また”小さい頃の私”がヘコみはじめた
💭 親になったつもりで声をかけるとすれば
大丈夫!あのときの行動はまちがってなかったよ
(ぽんぽん)
友達思いのいい子だったね
感想と思考
著者のわたなべぽんさんがこの本全体を通して実践していた、「小さい頃の自分の親になった気持ちで、その子のことを大切にしてあげる」という方法。これは本当に目からウロコ!だった。それと同時に、「なるほどそんなふうに考えることもできるのか~」と思った。
過去の自分が受けた心の傷、いわゆるトラウマになってしまっているようなこと。そのような事実、それ自体を変えることは……残念ながらできない。でも。
「過去のそんな『いろいろ』が今の自分を支配しすぎて、しんどくなってしまうのは何だか切ないよね」
「自分といつも一緒にいるのは他でもないこの自分自身なのに、いつもいつも卑下して苦しめているのなんて、かわいそうだよね」
この本を読み終えた今の自分は、そんな思いをどことなく強めることができた、気がする。
(あ、それからもう1つ。この本には途中で何度か「実は…… 自分が嫌いなんです あるある」のページが出てくる、のだが。そのどれもが自分にまるで当てはまりすぎて、少し怖いとさえ感じてしまった。笑 「私の心、見透かされている……?!」と思ってしまったな。)
私も今日から、自分の中に未だいる「小さな自分」の親になったつもりで過ごしてみよう。そして必要以上に自分を貶めたりせず、「今ここ」にいる自分のことを大事にしてあげよう。
出会えてよかったな。この本にも、この考え方にも。そして、この本を教えてくださった先生にも。